Happy Birthday Andy!

そういえばアンディ・ロディックは今日22歳の誕生日でありました。
お誕生日おめでとう!

全米オープンは今日から始まりました。
トッド・マーティンが今年で引退することになり、今日はグランドスラムとしては最後の試合だったようだ。何だか寂しくなった。しかし、同年代と言えるアガシも同じく34歳だというのにまだ進化しているというのは凄すぎると思った。

アンディのバイオグラフィー番組をESPNで放送していた。私的に良かったと思う。少しドラマチックに仕上がっていたけれど。人によってはあの大げさな音楽はやめて〜っという人もいたようだが。番組ではいろんな人がインタビューされていた。元コーチのタリックも登場していた。そしてアンディのご両親も何回か出ていた。特にアンディのお母さんはすごくできている人で暖かそうで好きだ。他には、ツアー友達のブライアン・バハリー、アガシ、ブレーク、アンディのお兄ちゃん2人、アンディのことが本当に好きなんだろうなと思うParm Beach Postのライターの女性、他沢山の人がインタビューされていた。
印象に残ったのは、アンディの誕生の話。へその緒が首に3回絡まっていてあと一歩で助からなかったかもしれないのと、生まれても知的障害になる恐れがあったそうだ。でもベビーアンディは必死に戦って生まれてきた。なんで試合のときあんなに闘争心があるのかと思ったら、生まれるときから既に戦っていたんだなぁと思うと何となく納得できた。
また感動したのは、18歳のときアンディがマイアミの試合でサンプラスに勝った後お母さんに言った一言。「Mom, thank you for driving me everyday.」このときママに抱きついて泣いていたようだ。アンディはコート上やロッカールームでは生意気に思われているようだし、実際生意気だと思う(笑)あのむき出しの闘争心と大げさなしぐさ(今はそうでもないけれど)がある選手にとって腹立たしく思えるのかもしれない。が、育ちは良いと個人的には思っている。物事の区別や善悪の区別という基本的なところをわきまえるようにご両親は育ててきたと思う。そう思うのはあんなにちやほやされているのにそれに流されていないからだ。多分あと数年して実績を残していけば周りの見方は変わってくると思う。アガシも昔もやんちゃ坊主だったようだけれど、今は愛されるキャラとなっているし、アンディもそうなっていくといいなぁ。