人の心をつかむ

今日はヤンキーズレッドソックスワールドシリーズにかけての最終戦を観ました。7試合のうち4勝すればワールドシリーズに出場できるようですがなんとレッドソックスは最初3連敗だったのにそこから巻き返して4連勝して勝ってしまいました。これは大リーグ史上初とのこと。ワールドシリーズ出場は19年ぶりのようだ。おめでとう!

そういえばA-Rodことアレックス・ロドリゲスヤンキーズに今在籍していますが、かつてはシアトル・マリナーズにいた選手でした。マリナーズからテキサス・レンジャースに移籍したとき、大リーグ史上最大の契約金額で話題になったのと同時に、マリナーズを応援している殆どの人たちはこの移籍をチームよりも「金」を選んだとして非難していました。ですのでロドリゲスがシアトルに来てマリナーズと対戦するときはいつもブーイングされています。一方、今年で引退宣言したマリナーズの投手エドガー・マルチネスは初めから引退するまでずっとマリナーズに在籍していたようで、こちらは完全にファンのお客さんたちの「心」つかんだと思います。
個人的には国のためやチームのために捧げるタイプの選手が好きなので、ロドリゲスのような「お金」のための選手は今はいただけないかなと思っています。が、彼が例えばいくつか球団まわりつつも結局はマリナーズに再び戻ってきて引退するまでチームのために戦ってきたら「人の心をつかむ」選手となるのではなぁっと勝手に想像してみました。